いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 15:06 UTC 版)
スタッフ
- 脚本 - 坂元裕二
- 音楽 - 得田真裕
- 主題歌 - 手嶌葵「明日への手紙」(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)[15]
- プロデュース - 村瀬健
- 演出 - 並木道子、石井祐介、高野舞
- 制作 -フジテレビドラマ制作センター
- 制作著作 - フジテレビ
放送日程
各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率[5] | |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1月18日 | 失くした手紙が繋いだ奇跡…二人は出逢った | 並木道子 | 11.6% | |
第2話 | 1月25日 | 東京編スタート 都会の現実、募る想い…もう一度会いたい | 9.6% | ||
第3話 | 2月 | 1日突然のキス、幸せな1日 | 石井祐介 | 10.0% | |
第4話 | 2月 | 8日あなたを好きになりました | 高野舞 | 8.9% | |
第5話 | 2月15日 | 第一部・完結編 突然のさよなら…訪れた運命の日 | 並木道子 | 8.8% | |
第6話 | 2月22日 | 衝撃の再会 | 石井祐介 | 10.7% | |
第7話 | 2月29日 | 明かされる真実 彼に何が起きたのか | 高野舞 | 8.9% | |
第8話 | 3月 | 7日好きです | 並木道子 | 8.8% | |
第9話 | 3月14日 | 決意のとき、別れの夜 | 石井祐介 | 9.4% | |
最終話 | 3月21日 | 永遠の約束 | 並木道子 | 10.2% | |
平均視聴率 9.7%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯) |
評価
介護現場の描写に関する問題点
主人公が勤務先である介護施設において24時間にわたる労働を強いられる、上司からハラスメントともとれる仕打ちを受けるなど、介護現場の労働環境の悪さや賃金の低さを過剰に強調して表現していることを問題視して、日本介護福祉士会は番組制作責任者宛に意見書を送付している[16][17][18]。
一方で実際の介護現場は「ドラマの内容かそれ以上だ」という声も上がっており、河合薫(健康社会学者)は「たくさんの介護福祉士が“それなりの報酬を得ている”なんてことはありえません。」と断言している[19]。
受賞
- 第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞(2016年)[4]
- 作品賞
- 脚本賞(坂元裕二)
- 新人賞(西島隆弘)
- ギャラクシー賞
- 2016年3月度月刊賞[20]
- 第88回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2016年)[21]
- 主演男優賞(高良健吾)
- 東京ドラマアウォード 2016[22]
- 作品賞・連続ドラマ 優秀賞
- 主題歌賞(手嶌葵)
- ^ “『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 - とれたてフジテレビ”. フジテレビ (2015年11月19日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ “有村架純×高良健吾、月9で“2016年版東京ラブストーリー””. SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2015年11月19日) 2015年11月19日閲覧。
- ^ “まだ間に合う!月9「いつ恋」・火10「お義父さんと呼ばせて」おさらいSP!”. フジテレビ. 2016年2月18日閲覧。
- ^ a b “【コンフィデンスアワード】ドラマ作品賞は『いつ恋』 最終回15分の長回しが絶賛”. ORICON STYLE. (2016年4月22日) 2016年4月22日閲覧。
- ^ a b c “「いつ恋」期間平均視聴率9.7%「極悪がんぼ」下回る月9史上最低”. スポニチアネックス (2016年3月22日). 2016年3月22日閲覧。
- ^ a b “ドラマ最前線 制作者インタビュー5 フジテレビ『いつ恋』村瀬健 ラブストーリーは求められている”. 木俣冬 Yahoo!ニュース (2016年3月21日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ “高畑充希が月9出演 「とと姉ちゃん」と二足わらじ”. 日刊スポーツ (2015年11月26日). 2015年11月26日閲覧。
- ^ “次期朝ドラコンビ高畑充希&坂口健太郎、「月9」で先取り共演”. サンケイスポーツ (2015年11月26日). 2015年11月26日閲覧。
- ^ 手嶌葵、来年1月スタートの有村架純、高良健吾主演、新“月9”ドラマ主題歌に決定 M-ON!Press 2015年12月13日閲覧。
- ^ 第5話で木穂子から「杉原さんはずっと東京?」と尋ねられ、「東京に来て1年ちょっとです。最初は神戸で、その後は北海道」と答えている
- ^ 第5話で木穂子から「ねえねえ。会津に帰るのって木曜?」と練に話しかけている
- ^ “飯尾夢奏 career”. スペースクラフト. 2016年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月10日閲覧。
- ^ 第5話で練と地元の話をするシーンが放送された
- ^ “満島ひかりが月9「いつ恋」出演、ドラマのテーマ伝える音の亡き母役”. スポーツ報知 (株式会社報知新聞社). (2016年2月15日) 2016年2月15日閲覧。
- ^ MVには音役の有村架純と音の幼少期を演じた平澤宏々路が出演している
- ^ 内田千惠子 (2016年2月10日). “意見書” (PDF). 日本介護福祉士会. 2016年2月17日閲覧。
- ^ ただ正芳 (2016年2月16日). “月9ドラマでの介護の描写、「配慮を」- 日本介護福祉士会がフジテレビに意見書”. 医療介護CBnews (キャリアブレイン) 2016年2月17日閲覧。
- ^ 滝沢卓 (2016年2月17日). “ドラマ「いつ恋」に配慮求める意見書 日本介護福祉士会”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2016年2月17日閲覧。
- ^ “介護福祉団体が『いつ恋』に出した意見書に専門家が意見|NEWSポストセブン - Part 2”. 2020年6月30日閲覧。
- ^ “ギャラクシー賞 テレビ部門【月間賞】発表 2016年3月度”. AERA dot.. (2016年5月10日) 2018年8月24日閲覧。
- ^ “第88回ドラマアカデミー賞 受賞結果発表! 主演男優賞”. Smartザテレビジョン. KADOKAWA. 2016年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月10日閲覧。
- ^ “世界に見せたい日本のドラマ 『あさが来た』『赤めだか』がグランプリ”. ORICON STYLE. (2016年11月7日) 2016年11月7日閲覧。
- いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうのページへのリンク