鳴(な)かず飛(と)ばず
鳴かず飛ばず
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 05:42 UTC 版)
荘王は、即位して3年の間、政令も出さず日夜遊び暮らし「諫言をする物は許さず殺す」と布告していた。伍挙は、鐘と太鼓の間に座り左に鄭姫を右に越女を抱いている荘王に「謎かけをしましょう。三年間、飛(蜚)ばず鳴かずの鳥がいます。これはなんの鳥でしょうか?」と問いかけた。荘王は「三年飛(蜚)ばない鳥は、飛べば天を衝くほど高く飛び、三年鳴かない鳥は、鳴けば人を驚かすだろう。挙よ退りなさい。私には(お前が言いたいことは)分かっている」と答えた。 荘王はのちに諫言を行った蘇従と伍挙を重用し、国政に用いた。 「荘王 (楚)」も参照
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