うだつが上がらない

実用日本語表現辞典

うだつが上がらない

読み方：うだつがあがらない
別表記：梲が上がらない、宇立が上がらない

世俗的な意味での出世が中々できない、金銭的に恵まれる状況にならない、などの意味の表現。「うだつ」は「卯建」「梲」「宇立」などと書く。卯建が上がらない。

（2011年7月30日更新）

デジタル大辞泉

梲(うだつ)が上(あ)がら◦ない

読み方：うだつがあがらない

地位・生活などがよくならない。ぱっとしない。

[補説] 梲2を設けたのが物持ちの家だったからとも、「梲が上がる」が棟上げをする意の大工言葉から転じて志を得る意となったことからともいう。

ウィキペディア

うだつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/07 16:57 UTC 版)

うだつは、東洋伝統家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾。本来は梲と書き、室町以降は卯建・宇立などの字が当てられた。中国では中南部都市部で隣家端側の漆喰塗り外壁を二階部や屋根上に延長し、黒瓦を載せる。

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「うだつが上がらない」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はどうもうだつが上がらないね。
• 彼は、うだつが上がらないようだ。
• うだつが上がらない。
• この会社に勤めて 7 年になるが, 彼はさっぱりうだつが上がらない.
• こんな処に居ては一生うだつが上がらない
• こんな地位にこびりついていたら一生うだつが上がらない
• 人間は始めまごつくと一生うだつが上がらない