蛭巻とは? わかりやすく解説

ひる‐まき【×蛭巻】

読み方:ひるまき

太刀の柄・鞘(さや)や薙刀(なぎなた)などの柄に、金属の細長い薄板を間をあけた螺旋状巻いてあるもの。


蛭巻(ひるまき)

柄や鞘の補強あるいは装飾目的表面施され螺旋状の模様が、水棲小動物巻き付いたように見えるところからこの呼称があり、平安時代から幕末に至るまで好まれ製作されている。古い例では福井県丹生郡比売神社に、柄及び鞘に五分幅の薄い銀板を巻き付けた厳物造太刀伝えられている。また太閤秀吉所用大小拵(国立博物館)は朱塗鞘に金の蛭巻が施されたもので、最も有名である。

蛭金物

(蛭巻 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 16:04 UTC 版)

蛭金物(ひるかなもの・ひるかねもの)は蛭金(ひるかね・ひるがね)ともいい、斬撃や打撃から耐久性を上げる巻き付ける補強技術とその金属部品である。また補強技術そのものや補強技術を施したものには「金蛭巻(かねひるまき)」とも表記する。


  1. ^ 上野の博物館 銀銅蛭巻太刀 – 第一室刀剣(丹生都比売神社の国宝:銀銅蛭巻太刀の模造)[1]


「蛭金物」の続きの解説一覧

蛭巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 18:30 UTC 版)

DAWN 〜冷たい手」の記事における「蛭巻」の解説

清瀬同僚ナイトシフト改良型保有者長沢より頭一つ分身長が高く後ろ髪縛っている。

※この「蛭巻」の解説は、「DAWN 〜冷たい手」の解説の一部です。
「蛭巻」を含む「DAWN 〜冷たい手」の記事については、「DAWN 〜冷たい手」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「蛭巻」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「蛭巻」の関連用語

蛭巻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



蛭巻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
銀座長州屋銀座長州屋
Copyright (c)1998-2024 Ginza Choshuya Co.Ltd. All rights reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの蛭金物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのDAWN 〜冷たい手 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS