和光同塵

デジタル大辞泉

わこう‐どうじん〔ワクワウドウヂン〕【和光同^×塵】

読み方：わこうどうじん

１ 《「老子」四章「和其光、同其塵」から。光をやわらげてちりに交わるの意》自分の学徳・才能を包み隠して俗世間に交わること。

２ 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が本来の威光をやわらげて、ちりに汚れたこの世に仮の身を現し、衆生を救うこと。

世界宗教用語大事典

わこうどうじん 【和光同塵】

『老子』から出た語だが、仏教では、仏・菩薩が衆生を救うため、自らの光を和らげて、塵まみれの俗世人と同じ姿に現れてくれる、との意に解する。仏・菩薩が神々になって現れるという意味でもいった。→ 本地垂迹

隠語大辞典

和光同塵

読み方：わこうどうじん

1. 自分の智をかくして、世間の間にまじつてかくれていること。仏教から出た語。

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和光同塵

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関連項目

• 和光

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

和光同塵

出典:『Wiktionary』 (2021/08/17 13:22 UTC 版)

成句

和 光 同 塵（わこうどうじん）

1. 自ら発せられる知恵の光をやわらげ、世の俗塵に紛れること。
2. (仏教) 如来や菩薩が、衆生済度のために、その無漏智の光をやわらげ隠し、人天欲界の塵事に混じって現れること。

由来

• 老子道徳経（老子）第4章「挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵」より

類義語

• 本地垂迹