典座

デジタル大辞泉

てん‐ざ【典座】

読み方：てんざ

⇒てんぞ（典座）

てん‐ぞ【典^▽座】

読み方：てんぞ

《「ぞ（座）」は唐音》禅宗寺院で、大衆の斎飯などの食事をつかさどる役職。もとは床座・衣服などをつかさどった。六知事の一。

歴史民俗用語辞典

典座

読み方：テンゾ（ｔｅｎｚｏ）

禅寺で食事などを司る役僧。

世界宗教用語大事典

てんぞ 【典座】

ゾは唐宋音。禅宗で衆僧の食事を司る役。もとは衣服や寝床のことも司った。道元は、この役は大事な役であるとして、『典座教訓』一巻を著している。→ 道元

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典座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/13 06:58 UTC 版)

典座（てんぞ）は禅宗寺院の役職の一つ。禅宗寺院で修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る。六知事（ろくちじ）の第五位。典座の模範とされる中国の禅僧雪峰義存（自ら典座の役を志願し、いつも飯杓子を持って歩いていた）から名前を取って雪峯寮（せっぽうりょう）ともいう。