トーライト【thorite】
読み方:とーらいと
⇒トール石
トライト
トール石(Thorite)
Tre Croci,Vetralla,Vico Lake,Viterbo Province,Latium,Italy
(Th,U)SiO4 画像の幅約4mm、標本の幅約2.6cm
緑色の柱状結晶がトール石です。
玻璃長石岩の空隙に小さな結晶が観察できます。
トール石
(Thorite から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 15:06 UTC 版)
トール石 (トーライト、Thorite) は組成式 (Th,U)SiO4 で表されるトリウムのネソケイ酸塩鉱物である。正方晶系でジルコン(ZrSiO4)やハフノン(HfSiO4)と同形である。もっともありふれたトリウム鉱物で、強い放射能を持つことが多い。命名は1829年で、トリウムを含むことから名付けられた。トール石は1828年にノルウェーのLøvøya島で牧師・鉱物学者のハンス・モルテン・トラーネ・エスマルクが採取した黒い鉱物の標本を、鉱物学・地質学の教授であった父イェンス・エスマルクに送ったことで見いだされた[4][5][6]。
- ^ Webmineral data
- ^ Mindat.org
- ^ a b Handbook of Mineralogy
- ^ Berzelius, M. (1829). “Thorite, a new mineral, and thorina, a new earth”. Philosophical Magazine Series 2 6 (35): 392. doi:10.1080/14786442908675174.
- ^ Berzelius, J. J. (1829). “Untersuchung eines neuen Minerals und einer darin enthaltenen zuvor unbekannten Erde”. Annalen der Physik und Chemie 92 (7): 385. Bibcode: 1829AnP....92..385B. doi:10.1002/andp.18290920702.
- ^ Marshall, J.L.; Marshall, V.R. (2001). “Rediscovery of the Elements- Thorium-Løvøya, Langesundsfjord, Norway”. The Hexagon 93: 70–73 .[リンク切れ]
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