エアギャップ
【英】air gap
エアギャップとは、情報セキュリティの用語としては、コンピューターやネットワークが、いかなる外部ネットワークからも物理的にも論理的にも隔離されている状況のことである。
エアギャップは、不正アクセスやサイバー攻撃の可能性を極限まで減らすことが求められる環境において構築される。たとえば国家・経済・産業および軍事の分野において中枢のインフラを担うよなシステムは、高度な機密性が求められるため、エアギャップにより隔離されたシステムとして構築される。
エアギャップが正しく構築され運用されても、エアギャップ内に人が直に侵入して(記憶メディアを接続し)データを盗むという突破方法は可能性として残る。その意味ではエアギャップの完璧な防御策とまではいえない。しかし不正アクセスからシステムを守る手段としてはエアギャップは最も確実性の高い方法といえる。
空隙
収載図書カッティング・エッジ
出版社新潮社
刊行年月1993.2
シリーズ名新潮文庫
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