QNE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 02:59 UTC 版)
QNE は国際標準大気どおり 1013.2 ヘクトパスカル(hPa)= 29.92 水銀柱インチ(inHg)を高度ゼロに対応させるもので、主に高高度の管制に用いられる。QNEセッティングと呼ばれており、高度計の気圧セット・ノブを回して29.92 inHgの気圧値に合わせるセッティングである。QNHでの気圧情報が送られない洋上または日本では平均海面上14,000フィート以上(米国では18,000フィート以上)で使用する。 QNE 設定での気圧高度(100フィート単位)をフライト・レベルという。ただし、QNHで飛行している航空機との高度差を維持するため、気圧が低い場合は最低利用可能フライトレベルが高くなる。
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