NW4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 07:58 UTC 版)
「EMC製のウィントンエンジン搭載の入換機」の記事における「NW4」の解説
NW4は1938年8月に2両が製造された。フードの運転席側の内部には客車暖房用の蒸気発生装置を搭載することが特徴である。これは客車の入換に使用されるためであり、スイッチャーにおいて蒸気発生装置が搭載された初めての例であった。蒸気発生装置用の水タンクは床下に配された。 本項の他形式では床下に搭載されていたエアタンクは、大型化した上でラジエターの前(本項の他形式では電装品箱となっている位置)に移設する必要があり、そのためにフレームが長い。フードと運転席はNシリーズ共通のものであった。 台車はAARのA形であった。これはEMCのデモ車、#511と#512から流用された。 全車がミズーリ・パシフィック鉄道に納車され、#4102、4103となった。1959年に解体された。
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