エム‐エフ‐ピー【MFP】
読み方:えむえふぴー
《mean free path》⇒平均自由行程
平均自由行程
平均自由行程
(Mean free path から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 07:24 UTC 版)
平均自由行程(へいきんじゆうこうてい、英語: mean free path)または平均自由行路[1](へいきんじゆうこうろ)とは、物理学や化学のうち、気体分子運動論において、分子などの粒子が、散乱源(同じ粒子の場合もあれば、異なる粒子の場合もある)による散乱(衝突)で妨害されること無く進むことのできる距離(これを自由行程という)の平均値のことを言う。粒子が平均自由行程だけ運動すると、他の粒子と平均して1回衝突する。金属や半導体の伝導電子についても同様に定義される[2]。
- ^ 今井功 『流体力学(前編)』 裳華房、1997年、9頁。ISBN 4-7853-2314-0。
- ^ 小項目事典,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),デジタル大辞泉,化学辞典 第2版,ブリタニカ国際大百科事典. “平均自由行程とは” (日本語). コトバンク. 2021年5月16日閲覧。
- ^ 高橋幹二、日本エアロゾル学会編 『エアロゾル学の基礎』 森北出版、2003年、16頁。ISBN 4-627-67251-9。
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