Mallampati分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 03:42 UTC 版)
「気管挿管」の記事における「Mallampati分類」の解説
術前に気管挿管が困難かどうかを推測するための診察所見の一つ。Seshagiri Mallampatiが1985年に報告した。 患者を立位か坐位で診察して、自発的に口を開けてもらい、可能な限り舌を突出させた状態で咽頭を観察する。その見える程度を4段階に分けた分類法であり、開口時の口蓋弓、軟口蓋、口蓋垂が見えにくいほど挿管困難になる確率が高い。 クラスI: 口蓋弓、軟口蓋、口蓋垂が見える。 クラスII: 口蓋弓、軟口蓋は見えるが、口蓋垂は舌根に隠れて見えない。 クラスIII: 軟口蓋のみが見える。 クラスIV: 上記の全てが見えない。
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