MP4-19B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 06:41 UTC 版)
「マクラーレン・MP4-19」の記事における「MP4-19B」の解説
モノコックから設計しなおしたマシン。フロント周りはMP4-19を踏襲しているが、リヤ周りにフェラーリ F2004の影響を受けている。サイドポンツーンのアンダーカットが取り入れられているほか、インダクションポッド後方のエンジンカバーが大型化され、後方に延長されている。ウイングレットもエレメントが1枚から2枚に変更された。この変更でサイドポンツーン内の冷却が厳しくなったため、排熱口が拡大されている。 翌年のMP4-20に似た太目のノーズも何度かテストされていたが、ローダウンフォースコース以外でウイングを立てた状態ではラジエターの冷却不足になる恐れがあったため、2004年シーズンで一番の高速サーキットであるモンツァサーキットでおこなわれた第15戦イタリアGPでのみ採用された。
※この「MP4-19B」の解説は、「マクラーレン・MP4-19」の解説の一部です。
「MP4-19B」を含む「マクラーレン・MP4-19」の記事については、「マクラーレン・MP4-19」の概要を参照ください。
- MP4-19Bのページへのリンク