アムールとプシュケー、子供たち
(L'Amour et Psyché, enfants から転送)
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『アムールとプシュケー、子供たち』(アムールとプシュケー、こどもたち、フランス語: L'Amour et Psyché, enfants)は、1890年にウィリアム・アドルフ・ブグローが制作した油彩画。現在は個人蔵である。この作品は、ブグローがフランス芸術家協会の会長だった1890年に、サロン・ド・パリに出品された[1]。「アムール」はフランス語で「愛」を意味する言葉であるが、ここではギリシア神話におけるエロースに相当する、ローマ神話の登場人物クピードーを指しており、「プシュケー」は古代ギリシアにおいて、もともとは息、転じて生命、また心や魂を意味する言葉であるが、ここではローマ神話のプシューケーを指している。この作品にはアムールとプシュケー(クピードーとプシューケー)が、幼い子供の姿で、抱擁し、接吻している様子が描かれている。
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- ^ Wissman, "Bouguereau," 82-91.
- ^ “Bouguereau, Adolphe-William”. Nicolas Pioch (2002年9月17日). 2017年7月6日閲覧。
- ^ Cavendish, "Man, Myth and Magic."
- ^ Manos-Jones, The Spirit of Butterflies: Myth, Magic, and Art," 47.
- ^ a b Elliott, "Traditional Oil Painting: Advanced Techniques and Concepts from the Renaissance to the Present," 67-72.
- 1 アムールとプシュケー、子供たちとは
- 2 アムールとプシュケー、子供たちの概要
- 3 クピードーとプシューケーを描いた、他のブグロー作品
- 4 外部リンク
- アムールとプシュケー、子供たちのページへのリンク