プシュケーとは? わかりやすく解説

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プシュケー【Psychē】

読み方:ぷしゅけー

人間の霊魂の意》ギリシャ神話出てくる愛の神エロスキューピッド)の妻。女神アフロディテによって、さまざまの苦難にあったが、ゼウスの力で幸福を得る。プシケ


プシュケー

作者井上雅彦

収載図書奇妙な幻獣辞典
出版社実業之日本社
刊行年月2002.12

収載図書夢魔幻獣辞典
出版社角川書店
刊行年月2007.3
シリーズ名角川ホラー文庫


プシュケー

名前 Psyche

プシュケー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 05:17 UTC 版)

プシュケー: Ψυχήラテン文字表記:Psyche)とは、古代ギリシアの言葉で、もともとは(いき、呼吸)を意味しており、転じて生きること(いのち、生命)、またを意味するようになった言葉である。


注釈

  1. ^ なお、息という意味から《生きること》や《いのち》までも派生するようになったのは何も古代ギリシャ語に限らない。日本語でも、「いき(息)」という言葉が活用(語形変化)して「いき-る(生きる)」という言葉が成立したのである[2][3]。また「いのち」という言葉の語源に関する説は(説がひとつに定まっているわけではなく確定的な説は無いものの)「い(息)のうち」という意味・表現から生じたという説[4]、あるいは「息のち(力)」から生じた、とする説[5]が主たるもので、いずれにせよ日本語でも一般的に「いのち」は「息」から派生した言葉だと判断されているのである。

出典

  1. ^ a b 『ブリタニカ国際大百科事典』第11巻、【生物学】p.220
  2. ^ 『日本語語源大辞典』2005
  3. ^ 『大言海』1932年
  4. ^ 大言海、日本語源辞典
  5. ^ 語源由来辞典
  6. ^ 通約不可能性も参照のこと
  7. ^ a b c d e f g 山我哲雄「【プシュケー】」『哲学 ・ 思想 事典』岩波書店、1998年。4-00-080089-2。 
  8. ^ 『ブリタニカ国際大百科事典』第11巻、【生物学】p.221
  9. ^ 文學界 第 7~8 号 p.150
  10. ^ 菱刈晃夫『近代教育思想の源流:スピリチュアリティと教育』p.123


「プシュケー」の続きの解説一覧

プシュケー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 02:45 UTC 版)

霊性 (キリスト教)」の記事における「プシュケー」の解説

古典ギリシャ語:Ψυχή、ψυχή(プシュケー)は、動詞ψύχω(プシュコー、吹く)から形成され呼吸、息、生命、命、生命力生命呼吸生きることBody対すSoul精神、魂、心)、spirit(精神),ghostゴースト、霊、幽霊), 感情情念の座、心臓、心、性格人格道徳的立場、自然、知性の座、意志欲望の座、地獄生き残ることなどを意味した霊魂意味する動詞ψύχω(プシュコ―)は吹く、呼吸する冷たくなる、死ぬの意。日本ハリストス正教会では「プシヒ、霊」と訳す。マルコによる福音書でプシュケーは「命」訳された。 プラトン主義伝統においては、プシュケーを持っていることで人間本質的に神と同族であるという確信があった。 プネウマ(pneuma)はもともと気息,風,空気意味したが,ギリシャ哲学では存在原理とされた。空気中のプネウマ精気空気気息)が体内取り込まれ生体活気づけると、アナクシメネスヒポクラテスらは考えアリストテレス植物プシュケー、動物プシュケー、理性プシュケーの3種のプシュケー(精気)を区別しガレノス肝臓にある自然精気心臓にある生命精気 (Pneuma zoticon) 、脳にある動物精気 (Pneuma physicon) の3つ考えたアリストテレスガレノスのプシュケー(精気)をスピリトゥスとして標記する研究もある。 新約聖書プネウマでは、神の霊人間の霊とは区別されているので、プロティノス思想キリスト教に近いように見えるが、実はそうではない。

※この「プシュケー」の解説は、「霊性 (キリスト教)」の解説の一部です。
「プシュケー」を含む「霊性 (キリスト教)」の記事については、「霊性 (キリスト教)」の概要を参照ください。


プシュケー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 01:02 UTC 版)

霊性」の記事における「プシュケー」の解説

ギリシア語: ψυχή(プシュケー)は、動詞 ψύχω(プシュコー、吹く)から形成され呼吸、息、生命、命、生命力生命呼吸生きることBody対すSoul精神、魂、心)、spirit精神)、ghost (霊、幽霊)、 感情情念の座、心臓、心、性格人格道徳的立場、自然、知性の座、意志欲望の座、地獄生き残ることなどを意味した霊魂意味する動詞 ψύχω(プシュコ―)は吹く、呼吸する冷たくなる、死ぬの意。日本ハリストス正教会では「プシヒ、霊」と訳す。マルコによる福音書ではプシュケーは「命」訳された。プラトン主義伝統においては、プシュケーを有することを以て人間本質的に神と同族であるという確信があった。

※この「プシュケー」の解説は、「霊性」の解説の一部です。
「プシュケー」を含む「霊性」の記事については、「霊性」の概要を参照ください。


プシュケー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 11:38 UTC 版)

ドキドキ!プリキュア」の記事における「プシュケー」の解説

天使のような羽が生えたハート型の姿をした物体で、シャルル曰く人間の心」そのもの普段ピンク色だが、自己中心的考え陥る黒く染まり、それに付け込んだジコチュー幹部達がその闇を増幅させることで羽もコウモリのような姿に変化し抜き取られた者は左胸に黒いハートマーク表れ意識を失う。ジコチュー幹部達はこの状態になったプシュケーを人間ら抜き取り、それに闇を加えることで怪物ジコチュー」を誕生させるが、プリキュアによって浄化されると元の姿である普段のプシュケーになり、素体になった者に戻っていき、意識取り戻した同時に左胸に表れていた黒いハートマーク消える。

※この「プシュケー」の解説は、「ドキドキ!プリキュア」の解説の一部です。
「プシュケー」を含む「ドキドキ!プリキュア」の記事については、「ドキドキ!プリキュア」の概要を参照ください。

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