ISSへ運ばれた装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 02:00 UTC 版)
「STS-121」の記事における「ISSへ運ばれた装置」の解説
冷凍冷蔵庫MELFI (Minus Eighty Degree Laboratory Freezer for ISS) という名前で知られるESAが開発したこの冷凍冷蔵庫は、異なる温度(-80℃、-26℃、+4℃)に設定できる4つの独立した引出しを持つ。実験用の試料などがここに冷凍保存される。容量は300リットル。 EMCS (European Modular Cultivation System)それぞれ4つの実験用カートリッジを設置できる2つの遠心分離機を搭載した培養器で、植物や細胞実験などに使われる。ヨーロッパとNASAのエイムズ研究センターに装置のコピーがあり、地上で同じ実験を行う。 米国の酸素発生システム(Oxygen Generation System: OGS)この装置は将来、ISSの滞在要員が6人になったときに使えるよう設計されたもので、水を電気分解して酸素を精製する。ロシアのモジュールズヴェズダの酸素発生装置エレクトロンを補う装置となる。 新しいサイクリングマシンデンマーク製の装置で、ISSクルーのエクササイズに使われる。CEVIS (Cycle Ergometer with Vibration Isolation System) エアコン その他、ISSとシャトルのプリンタが交換された。
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