あかもの (赤物)
●わが国の北海道から本州の日本海側、それに四国に分布しています。山地帯から亜高山帯の林縁などに生え、高さは10~30センチほどになります。葉は卵形で互生します。6月から7月ごろ、上部の葉腋に釣鐘形の白い花を咲かせます。果実は赤く熟して、甘みがあり食べられます。別名で「イワハゼ(岩黄櫨)」とも呼ばれます。
●ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木で、学名は Gaultheriaadenothrix。英名はありません。
カルーナ: | カルーナ・ウルガリス |
コメバツガザクラ: | 米葉栂桜 |
シラタマノキ: | チェッカーベリー 赤物 |
スノキ: | ウァッキニウム・ヌンムラリア サザンハイブッシュブルーベリー ブルーベリー |
岩櫨
赤桃
赤物
アカモノ
(Gaultheria adenothrix から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 01:32 UTC 版)
アカモノ(赤物[4]、学名: Gaultheria adenothrix)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。別名はイワハゼ(岩黄櫨)[5]。日本の北海道、本州(主に近畿以北の日本海側)、四国、九州の低山帯から亜高山帯に分布し、四国では別子銅山付近に分布する[5][4]。日当たりのよい草地や林縁に生え、群生していることが多い[5]。和名は赤い実から「アカモモ(赤桃)」とよばれ、これが訛って名付けられたといわれる[4]。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim. アカモノ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月25日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Gaultheria ovalifolia A.Gray subsp. adenothrix (Miq.) T.Shimizu アカモノ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月25日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Diplycosia adenothrix (Miq.) Nakai アカモノ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 高橋秀男監修 2003, p. 192.
- ^ a b c d e f g h i j 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 222.
- Gaultheria adenothrixのページへのリンク