FACOM 230-5 シリーズ
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FACOM 230-25,230-35,230-45 (1968年) 2バイト1語の16ビットマシン。FACOM 230-25/230-35で主記憶にICメモリを採用し、仮想記憶(ソフトページング方式)も採用。 FACOM 230-45S, 230-55 (1974年) ハードウェアによる仮想記憶(ページアドレス方式)を採用。 FACOM 230-75 230-60の後継機。次に述べるAPUの付加が特筆される。 FACOM 230-75 APU (1977年) FACOM 230-75に、科学技術計算向けのパイプライン方式「アレイプロセッサ」(ベクトル計算機)を追加して計算能力を強化した機。22M FLOPSを達成した。航空宇宙技術研究所(NSシステム)などに納入された。Cray-1に遅れることたった1年であり、後のVPシリーズにつながる。
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