ER9P形(ЭР9П)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 02:41 UTC 版)
「ソ連運輸省ER9形電車」の記事における「ER9P形(ЭР9П)」の解説
1964年から1975年にかけて製造された形式。ER9-48編成以降と同様に車内に設置されていた整流器を床下に設置する事で定員数が増加した他、電気機器の冷却機能にも改良が加えられた。増備中にも幾つかの設計変更が行われ、当初製造された車両は台車の枕バネに板バネを用いていたが、1966年に製造されたER9P-126編成以降はオイルダンパーを搭載したコイルばねに変更された他、1974年製のER9P-345編成以降はER2形に合わせて前面が中央部が突出した二枚窓の角形形状となった。また1970年に製造されたER9-101編成は回生ブレーキの試験車両に用いられ、その結果は後にブルガリア向けに製造された電車に用いられた。 ER9P-276編成(ロシア鉄道) ER9P-350編成(ロシア鉄道) ER9P-335編成(ウクライナ鉄道)
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