BDメディアの種類
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「BDレコーダー」の記事における「BDメディアの種類」の解説
追記型はBD-R、書き換え型はBD-REのそれぞれ1種類ずつで、多数の規格が混在するDVDのように選択に困ることは少ないが、以下のような仕様の違いがあるため、機器の対応状況を確認しておく必要がある。 2003〜2004年に発売されたBDレコーダーは、BD-RE Ver.1.0(片面1層23GB、カートリッジ付き)を採用しており、現在でもメディアが市場に出回っているが、2006年以降発売のBDレコーダーは一部再生のみ可能な機種(パナソニック:DMR-BR100/BW200/BW700/BW800/BW900、ソニー:BDZ-V7/V9/T50/T70/T90/L70/A70/X90)を除き、基本的にはこれに対応しない。2008年以降に発売された機種では、対応モデルは存在しない。 BD-Rには、無機色素を使ったもの(Ver.1.1)と有機色素を使ったもの(Ver.1.2, LTH TYPE)がある。2008年2月に発売が始まったLTH TYPEは、無機色素を使ったものに比べメディア製造コストを安価に抑えられるとされており、今後より一層の低価格化が期待されていた。既存の機器(シャープのBD-AV10・BD-AV1等、BD-R Ver.1.1非対応機器は除く)は、ファームウェアのアップデートで対応可能なものが多いが、ソニーの2006年発売のレコーダー(BDZ-V9・V7)は対応予定がなく、記録・再生ができない。 2010年7月からは、容量を3層100GBや4層128GBに拡大した「BDXL」も発売が始まったが、BDXL対応機器以外では、書き込みも再生もできない。
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