66式鉄帽とは? わかりやすく解説

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66式鉄帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 16:57 UTC 版)

66式鉄帽(ろくろくしきてつぼう)は、自衛隊で使用されている戦闘用ヘルメットである。陸上自衛隊の他、海上自衛隊などでも使用される。現在は後継の88式鉄帽の調達が行われている。原型となったM1ヘルメット同様、合金製で純粋な鉄製ではない。外帽は指名契約で川崎製鉄(現JFEスチール)製造。中帽は契約入札による。


  1. ^ 韓国軍などのアジア地域の軍隊でも、このM1を採用した国が多いが、自衛隊の場合と同様、頭部によく適合しないという問題が発生している
  2. ^ a b 伊藤眞吉 「鉄砲の安全(その4)」『銃砲年鑑』10-11年版、117頁、2010年
  3. ^ 外帽と中帽の両方で耐弾性能を高めると言う発想はそれほど強くない。米軍のM1では、浅い角度で入った敵弾が両者の間の隙間を廻って外に抜け、命を救った例はあるものの、中帽そのものは軽作業時の安全帽以上の強度は持たない。逆にこのことが、車両乗車時など非戦闘時における中帽のみの着用を許可し、快適性を保ちつつ頭部の保護を可能にした。これは88式鉄帽が行き渡った部隊においても66式の中帽が利用されていることにも顕著である


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