1999年北海道知事選挙 投票率 63.73%( 2.25%) 候補者 堀達也 伊東秀子 佐藤誠一 政党 無所属 無所属 無所属 得票数 1,593,251 810,187 374,931 得票率 57.3% 29.2% 13.5%
1999年北海道知事選挙 (1999ねんほっかいどうちじせんきょ)は、北海道 の執行機関 である北海道知事 を改選するため1999年 4月11日 に投票が行われた選挙 で、第14回統一地方選挙 前半戦の一環として行われた。
概要 北海道知事の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙である。北海道知事は1947年の第1回知事選挙以来、一貫して統一地方選挙 の日程で実施されている。北海道では旧社会党 とその流れを受け継ぐ民主党 が強い勢力を誇っており、第1回知事選挙以来、常に与 野党 による一騎討ちの選挙戦となっていた。しかし、この時は前回、社会党や新進党 の推薦で初当選した現職の堀達也 候補を自民 ・公明 ・民主など共産党 を除いた与野党が推薦したことで、道知事選で初めて与野党相乗り の構図が出現した。そこに無党派 を標榜する元衆議院議員 で前回知事選に出馬した伊東秀子 と、共産党が推薦する佐藤誠一が挑む選挙戦となった。
選挙日程など 告示 :3月25日 投票日 :4月11日 選挙当日の有権者数 :4,467,814名 候補者 立候補者は以下の3名である。なお立候補者のうち、堀達也候補と伊東秀子候補は前回に引き続いて出馬である。
出典:北海道新聞1999年3月25日付夕刊1面「道知事選立候補届け出」、縮刷版1159頁 選挙結果 堀達也 (57.3%)
伊東秀子 (29.2%)
その他 (13.5%)
投票率 :63.73%(投票者数2,847,471名) 当落 候補者名 所属党派 新旧 得票数 得票率 当選 堀達也 無所属 現職 1,593,251 57.3% 伊東秀子 無所属 新人 810,187 29.2% 佐藤誠一 無所属 新人 374,931 13.5% 合計 2,778,369
出典:北海道知事選挙の結果(昭和22年~現在) (xlsファイル )-北海道選挙管理委員会(2011年1月19日閲覧) 道知事選で初めて与野党相乗りを選択した現職の堀が、伊東と佐藤に大差をつけて再選を果たした。しかし、初当選した前回選挙の163万6千票にはわずかに及ばず、与野党相乗りによる支持拡大には失敗した[1] 。また敗れた伊東と佐藤の得票を合わせた反堀票は4割に達し、相乗りに対する批判の強さを示す形となった。伊東は自民党などからの推薦を受けた前回とは一転して、政党の支持を受けない無党派候補として草の根選挙を展開、都市部を中心に善戦し、前回知事選で得た76万票余を上回ることができた。そして共産党推薦の佐藤も道内における共産党の基礎票およそ30万票を上回る票を得て、道知事選における共産党単独推薦候補では過去最高の支持を得た。地域別で見た場合、伊東が首位となった士幌町 を除いて、堀が首位に立った[2] 。
出典 ^ 北海道新聞1999年4月12日付1面、縮刷版501頁 ^ 北海道新聞1999年4月12日付夕刊2面「道知事選の得票分析」、縮刷版522頁 都道府県知事 選挙 北海道 岩手県 東京都 神奈川県 福井県 三重県 大阪府 鳥取県 島根県 福岡県 佐賀県 大分県 道府県議会 議員選挙 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 政令指定都市 市長選挙