1989年 - 2018年
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「仮説実験授業研究会」の記事における「1989年 - 2018年」の解説
1989年7月から仮説社から『仮説実験授業研究 第3期』が刊行され、仮説実験授業提唱25周年企画として『仮説実験授業の誕生』も出版される。1990年5月、研究会員らの寄付で新潟県湯之谷村(現 魚沼市)に「科学の碑」が建立され、同年に板倉賞も始まっている。1991年に「ガリ本図書館」の蔵書は約2500冊に達し、1992年で会員数は約900人となっていた。 さらに「科学の碑」に隣接して「科学の碑記念会館」が建設されることになり、1993年に完成。11月13日から14日にかけて、完成記念式典と仮説実験授業の入門講座が開催された。この会館には仮説実験授業やたのしい授業に関する文献、実験器具が収容されており、1997年の時点でおよそ3万冊に及んでいる。 1998年夏の大会は、大人629名、講演件数343件、サマースクール参加の子供128名となり、1000万円を超す売上総額を記録した。また、2004年夏の大会では会員の参加者数が640名、レポート数は445件、子供が110名、保育児童30名という規模になり、初日の夕食が足りなくなるほどであった。2006年にはサークルは78を数える。 2013年には研究会は50周年を迎え、同年9月29日に50周年企画としてお祝いパーティや「年表と写真で見る仮説実験授業研究会のあゆみ」が企画された。2015年には東京の仮説会館が移転。2018年2月7日、代表の板倉聖宣が死去し、仮説会館は閉鎖。代表代行に竹内三郎が就任する。竹内が言うには、板倉の死去で研究会は大きく混乱しなかったという。
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