1966年6月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 08:09 UTC 版)
「イエロー・サブマリン (曲)」の記事における「1966年6月」の解説
6月1日にマーティンは、『ザ・グーン・ショー』などのコメディ・レコードのプロデュースを担当した経験を生かし、航海の雰囲気を醸し出すため効果音を加えた。2回目のセッションでは、スタジオの物置から効果音のために鎖、号鐘、タップダンス用のマット、ホイッスル、汽笛、水の入ったブリキなどが持ち出された。これらの音は、1973年にピンク・フロイドが発表した「マネー」で聴けるそれと同じである。レノンは、ストローで水の入ったブリキに泡を立てた音を提供し、マッカートニーと共にレコーディング・ルームの外から叫ぶ事で船長が命令する声を作り出した。さらにスタジオのスタッフ2名は、水の入ったブリキの中で鎖をかき回した音を提供している。 この日のセッションでは、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ハリスンの当時の妻であるパティ・ボイド、マリアンヌ・フェイスフル、ロードマネージャーのマル・エヴァンズとニール・アスピノール、バンドの運転手であるアルフ・ビックネルらがスタジオに招かれ、スタジオのスタッフと共に、エンディング部分のコーラスを歌った。このセクションにおいてエヴァンズは、マーチングバスドラムも演奏した。
※この「1966年6月」の解説は、「イエロー・サブマリン (曲)」の解説の一部です。
「1966年6月」を含む「イエロー・サブマリン (曲)」の記事については、「イエロー・サブマリン (曲)」の概要を参照ください。
- 1966年6月のページへのリンク