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こくりゅうこう ―かう 【黒竜江】

(1)アムールに同じ。

(2)中国北東端部にある省。アムール川ウスリー川ロシア連邦シベリア国境を接する。石炭石油など地下資源が豊富。別名、黒。省都ハルビン。ヘイロン-チアン


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アムール川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/14 06:50 UTC 版)

(黒龍江 から転送)

アムール川
アムール川
アムール川鉄橋(ハバロフスク橋)
延長 4,368* km
水源の標高 -- m
平均流量 11,400 /s
流域面積 1,855,000k km²
水源 ヘンティ山脈ほか
河口(合流先) オホーツク海
流域 モンゴルの旗 モンゴル
中華人民共和国の旗 中国
ロシアの旗 ロシア
*:上流部の支流を含む。
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アムール川(アムールがわ、Амурアムールラテン文字転写の例:Amur、黒竜江 拼音: Hēilóngjiāng こくりゅうこう)は、ユーラシア大陸の北東部を流れるである。中国では別に黒河黒水などとも呼ばれる。上流部の支流を含めた全長4,368kmは世界8位、流域面積は185万5500km²で世界10位である。

目次

地理

凍結するアムール川

アムール川はモンゴル高原東部のロシア中国との国境にあるシルカ川アルグン川合流点から生じ、中流部は中国黒竜江省ロシア極東地方との間の境界となっている。ロシアのハバロフスク付近で北東に流れを変えロシア領内に入り、オホーツク海のアムール湾に注ぐ。

オホーツク海の流氷は、アムール川からの流水により塩分が薄くなった海水が氷結して形成される。

流域の都市

黒河市付近のアムール川、対岸はロシア

アムール川はロシア側のアムール州ユダヤ自治州ハバロフスク地方と中国側の黒竜江省との国境を成しており、川沿いの主要な都市としてはロシアのブラゴヴェシチェンスクハバロフスクコムソモリスク・ナ・アムーレニコラエフスク・ナ・アムーレ、中国側の黒河市同江市などがある。

産業

このアムール川は栄養が豊富であり、サケ類をはじめ豊かな水産資源に恵まれ、これにより道北沖合はよい漁場になっている。一方で2005年11月13日に起きた中国吉林省吉林市にある石油化学工場の爆発事故により、支流の松花江に流れ込んだ有毒な大量のベンゼン化合物による大規模な汚染をはじめ、近年は中国側の経済発展及び環境保全の概念がない計画等による開発のため、河川の汚染が深刻になりつつある。ロシア側アムール川周辺住人は河川汚染を憂慮しておりオホーツク海等の環境汚染により日本も警戒している。

歴史

清に滞在したイエズス会士、Jean-François Gerbillon(1697年–1782年)が作成した清国全図のうち、アムール川流域の拡大図。河口の小さな島は樺太北端部を描いたもの

古代の中国では「黒水」「弱水」「烏桓河」などと呼ばれていたが、13世紀の『遼史』においてはじめて「黒竜江」の名が出ている。満州語では「サハリアン・ウラ(Sahaliyan Ula、薩哈連烏拉、「黒い河」の意)」と呼ばれており、モンゴル語では「ハラムレン(Хар Мөрөн/Khar Mörön、哈拉穆連)」、ロシア語では「アムール」となりこれが世界的に共通する呼び名となっている。サハリン(樺太)というの名は「サハリアン・ウラの河口の対岸」にあることからつけられたとされる。

中国人や満州人はこの川を使い流域民族(ほか、アムール河口の対岸の樺太に住むアイヌ人など)と、毛皮などと中国産品を交換する取引(山丹交易)を行っていたが、次第に東へ進出してきたロシア人と取引や領土をめぐり争いが起こった。17世紀には、ヴァシーリー・ポヤルコフエロフェイ・ハバロフなどロシア人の探検隊がアムール川流域に侵入し、中国のと南下するロシア帝国との間の紛争が起こった。ロシア人はアムール川上流にアルバジンの要塞を築いたが、清軍により何度も包囲され破壊された。ロシア側は和議を求め、1689年ネルチンスク条約において、上流の西側以外の流域が清国領土と定められた。

しかしその後清は弱体化し、ロシアは再びアムール川沿いの領有を目指して探検隊を送るようになる。1858年アイグン条約(璦琿条約)、1860年北京条約で、清国領土の割譲を経て現在の国境線に定められた。

その後、アムール川およびその支流の中にある多くの島や中州の領有権を巡って中ソ国境紛争が発生した。1969年にはウスリー川で大規模な軍事衝突が発生したが、2004年に中露両国はすべての地域における東部国境の確定完了を宣言し、対立は鎮静化している。

2011年現在、国境画定に伴い、ロシア軍によりアムール川島内より強制退去させられた元ロシア人居住者が、補償を求めロシアに対し国家賠償訴訟を起こし係争中である。

支流

アムール川流域と支流の経路

下流より記載




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