黒臼子

デジタル大辞泉

くろ‐うすご【黒臼子】

読み方：くろうすご

ツツジ科の落葉小低木。高山や北地に生え、高さ約50センチ。葉は楕円形。初夏、壺状の白い花をつける。実は球形で一部が臼状にくぼみ、熟すと黒紫色になる。ジャムなどにする。

植物図鑑

くろうすご (黒臼子)

●わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布しています。亜高山帯の林縁や高山の低木帯に生え、高さは５０～１５０センチになります。樹皮は灰黒褐色ですが、若枝は赤褐色です。葉は広楕円形または広卵形で互生し、葉柄はなく全縁です。６月から７月ごろ、葉腋に紅色を帯びた花を下垂して咲かせます。果実は上向きにつき、紫黒色に熟します。
●ツツジ科スノキ属の落葉低木で、学名は Vaccinium ovalifolium。英名はありません。

ツツジのほかの用語一覧

スノキ：	苔桃  蔓苔桃  酢の木  黒臼子  黒豆の木
スフィロスペルムム：	スフィロスペルムム・コルディフォリウム
ツガザクラ：	栂桜

>>スノキカテゴリの他の用語

植物名辞典

黒臼子

読み方：クロウスゴ（ｋｕｒｏｕｓｕｇｏ）

ツツジ科の落葉小低木、高山植物

学名 Vaccinium ovalifolium

Weblio日本語例文用例辞書

「黒臼子」の例文・使い方・用例・文例

• 黒臼子という植物