魔王教団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:31 UTC 版)
教主 アルファス教国の魔王教団の最高指導者。紅蓮卿達に〈精霊剣舞祭〉に出場するための地位や戦力を与えていた。 王族で自身の部下でもあるシェーラ・カーンに〈魔王(カミト)〉と〈闇の精霊姫(フィアナ)〉を奪うように命じ、カミトのことを「もう一人の魔王」と呼び、その肉体を狙っている。カミトと同じ魔王資格者であるが、与えられた力はネペンテス・ロアと同程度である。 シェーラ・カーンが〈精霊剣舞祭〉本戦で任務に失敗した後は用済みと判断し、決勝前に配下に命じて殺害。その肉体を奪って、自ら〈精霊剣舞祭〉に乗り込んだ。 サラディアの肉体に憑依して〈魔王の墳墓〉へ向かわせて〈魔王の棺〉を手に入れようとしたが、ゾハールに帰還したサラディアを見たルビアとフィアナに存在を見抜かれて、サラディアの戴冠式の後の祝宴の最中にルビアが踊った〈破邪の演舞〉によってサラディアの肉体から引きずり出され、フィアナの〈封絶結界〉に閉じ込められたところをルビアの異能〈絶対零度の焔〉によって完全に消滅させられた。 その正体は、歴代の〈魔王教団〉教主たちの怨念と妄執の塊とでも呼ぶべき存在で、教団に伝わる外法の秘術で王家の姫巫女の肉体に憑依して、存在を長らえながら歴史の裏側で暗躍してきた。その目的は〈魔王〉の力を手に入れることで、千年前は手に入れられなかったがカミトが現れた事で再び動き始めた。
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