ふう‐ぼうりゅう【馮夢竜】
馮夢竜
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馮 夢竜(ふう むりゅう、ふう ぼうりょう、1574-1646年)は、中国明末期の小説家、著作家、陽明学者である。字を猶竜(ゆうりゅう)、号は墨憨斎(ぼくかんさい)といい、また竜子猶(りゅうしゆう)とも号した[1]。弟である画家の夢桂(むけい)、大学生の夢熊(むゆう)と共に「呉下三馮」と呼ばれた[2]。
- ^ a b c 松枝茂夫 《宋・元・明通俗小説選》 『三言二拍抄』 1970年 平凡社 『中国古典文学大系』 25、解説 p.524 。ISBN 978-4582312256
- ^ a b 太田辰夫 訳 『平妖伝』1967年 平凡社 『中国古典文学大系』 36、解説 p.413-414 。ISBN 978-4582312362
- ^ 『蘇州府史』原文は「馮夢龍、字猶龍、才情跌宕、詩文麗藻、尤明經學、崇禎時、以貢選壽寧知縣 江南通史」影印
- ^ 劉穎 2011, p. 149.
- ^ 増井経夫 著 《『智嚢』中国人の智慧》 1978年 朝日選書 105 、p.27 。
- ^ 劉穎 2011, p. 148-149.
- ^ 日本国内書籍は、中田勝 著 『王陽明靖乱録』 1988年 《中国古典新書 続編 9》明徳出版社 ISBN 978-4896198096 がある。
- ^ 劉穎 2011, p. 150.
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