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こう げ かう- [1][0] 【香華】

仏前供える香と花。こうばな

香華

読み方:コウゲ(kouge)

仏前供える香と花


香華

原題:
製作国:日本
製作年:1964
配給:松竹
スタッフ
監督:木下恵介 キノシタケイスケ
製作:白井昌夫 シライマサオ

木下恵介 キノシタケイスケ
原作:有吉佐和子 アリヨシサワコ
脚色:木下恵介 キノシタケイスケ
撮影:楠田浩之 クスダヒロユキ
音楽:木下忠司 キノシタタダシ
美術:伊藤熹朔 イトウキサク

梅田千代夫 ウメダチヨオ
編集:杉原よ志 スギハラヨシ
録音:大野久男 オオノヒサオ
スクリプター:久保哲男 
照明:豊島良三 
キャスト(役名
乙羽信子 オトワノブコ (郁代)
岡田茉莉子 オカダマリコ (朋子
田中絹代 タナカキヌヨ (つな)
北村和夫 キタムラカズオ (敬助)
岡田英次 オカダエイジ (野沢
宇佐美淳也 ウサミジュンヤ (神波
加藤剛 カトウゴウ (江崎
三木のり平 ミキノリヘイ (八郎
村上冬樹 ムラカミフユキ (大叔父
桂小金治 カツラコキンジ (呉服屋番頭
柳永二郎 ヤナギエイジロウ (叶々主)
市川翠扇 イチカワスイセン (女将
杉村春子 スギムラハルコ (太郎丸
菅原文太 スガワラブンタ (杉浦
内藤武敏 ナイトウタケトシ (村田
奈良岡朋子 ナラオカトモコ (江崎の妻)
岩崎加根子 イワサキカネコ (安子
解説
有吉佐和子同名小説を「死闘の伝説」の木下恵介脚色監督した文芸もの。撮影コンビ楠田浩之
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
吾亦紅の章〉明治三十七年紀州片田舎朋子は父を亡くした。三歳時のことだ。母の郁代は小地主須永つなの一人娘であったが、大地主田沢一人息子と、須永家を継ぐことを条件結婚したのだった。郁代は二十歳後家になると、その美貌見込まれて朋子をつなの手に残すと、高坂敬助の後妻となった。母のつなは、そんな娘を身勝手親不孝とののしった。が幼い朋子には、母の花嫁姿が美しくうつった。朋子が母郁代のもとにひきとられたのは、祖母つなが亡くなった後のことであった。敬助の親と合わない郁代が、二人の間に出来た安子連れて貧しい生活に口喧嘩の絶えない頃だった。そのため小学生朋子静岡遊廓半玉として売られた。悧発で負けず嫌いをかわれた朋子は、芸事めきめき腕をあげた。朋子十三歳になったある日、郁代が敬助に捨てられ、九重花魁として叶現れた。朋子は“お母さん”と呼ぶことも口止めされ美貌衣裳道楽で男を享楽する母をみつめて暮した。十七歳になった朋子は、赤坂神波伯爵水揚げされ、養女先の津川家の肩入れもあって小牡丹という名で一本立ちとなった。朋子が、士官学校生徒江崎武文を知ったのは、丁度この頃のことだった。一本気真面目な朋子江崎の恋は、許されぬ環境の中で激しく燃えた。江崎の「芸者をやめて欲しい」という言葉に、朋子自分賭けてやがて神波伯爵世話で“花津川”という芸者置屋始め独立した。〈三椏の章〉関東大震災経て年号昭和変わった頃、朋子は二五歳で、築地旅館“波奈家”を開業していた。朋子の頭の中には江崎結婚する夢だけがあった。母の郁代は、そんな朋子真意も知らぬ気に、昔の家の下男八郎との年がいもない恋に身をやつしていた。そんな時、神波伯爵訃報が知らされた。悲しみに沈む朋子に、おいうちをかけるように、突然訪れ江崎は、結婚出来ぬ旨告げて去った。郁代が女郎であったことが原因していた。朋子全ての希望はくずれ去った。この頃四十四歳になった母郁代は、年下の八らんと結婚したいと朋子告げた。多く男性遍歴をして、今また、結婚するという母にひきかえ、この母のため、女の幸せをつかめぬ自分に、朋子ひしひしと独を感じた。終戦迎え昭和二十年廃虚の中で、八らんと別れて帰って来た郁代にとまどいながらも、必死生きようとする朋子は“花の家”を再建した。それから三年新聞片隅江崎絞首刑記事見つけた朋子は、一目会いたいと、巣鴨通い始めた。村田事務官好意金網越しにあった江崎は、三椏の咲く二月十三階段消えていった病気入院中の朋子訪ねる郁代が、交通事故で死んだのは朋子五十二歳の時だった。波乱に富んだ人生に、死に顔もみせず終止符をうった母を朋子は、何か懐しさをもって思い出した母の死子供の常治をつれて花の家に妹の安子が帰って来た。朋子は幼い常治の成長唯一の楽しみをもとめた。昭和三十九年、六十三歳朋子は、常治を連れて郁代のかつての願いであった田沢の墓に骨を納めに帰った。しかしそこで待っていたのは親戚の冷たい目であった。いかりにふるえながらも朋子は、郁代と自分の墓をみつけることを考えながら、和歌の浦波の音聞くのだった

香華

読み方:コウゲ(kouge)

作者 有吉佐和子

初出 昭和36~37年

ジャンル 小説


香華

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/23 23:52 UTC 版)

香華』(こうげ)は、有吉佐和子の小説、およびそれを原作とした映画およびテレビドラマ。






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