しゅとしょうしつ〔シユトセウシツ〕【首都消失】
首都消失
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『首都消失』(しゅとしょうしつ)は、SF作家小松左京によって書かれた小説、ならびにそれを原作とする映画である。小説はブロック紙3社連合に該当する北海道新聞、中日新聞(東京新聞)、西日本新聞にて連載(1983年12月 - 1984年12月[1])された。単行本は1985年に徳間書店のトクマ・ノベルズとして刊行され、同年のベストセラーとなった。第6回日本SF大賞受賞。
- ^ 株式会社イオ・小松左京事務所 「年譜」 より
- ^ 小松左京ライブラリ「巻末解説 7.『首都消失』幻の第二部」『首都消失』徳間書店〈徳間文庫電子書籍版〉、2016年4月1日。
- ^ a b 石原藤夫「解説――「首都消失」について」『首都消失』 下、徳間書店〈徳間文庫〉、1986年11月15日、409-410頁。ISBN 4-19-578171-X。
- ^ 小松左京自身も、『物体O』について「パニック・シミュレーションものとしては最初の短編で、『アメリカの壁』『首都消失』などがこの系列のものとしてある」と記している。(小松左京「小松左京コレクション 3 あとがき」『小松左京コレクション』 3巻、ジャストシステム、1995年11月4日、461頁。ISBN 4-88309-107-4。)
- ^ 日外アソシエーツ 編『ザ・ベストセラー 1985〜2004』日外アソシエーツ、2005年10月25日、297頁。ISBN 4-8169-1944-9。
- ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報』1988年(昭和63年)2月下旬号、キネマ旬報社、1988年、191頁。
- ^ a b c 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、302頁。ISBN 4766927060。
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