霊地として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:40 UTC 版)
古くより日咩坂鐘乳穴は「大洞穴(おおほらあな)」と呼ばれ、神のいる霊地として信仰されていた。伝承によれば802年(大同2年)に弘法大師(空海)が三尾寺の鎮守として伊弉諾・伊弉冉の神を勧請し、本鍾乳洞のある本宮山頂に「比賣坂鍾乳穴神社」として祀ったのが日咩坂鐘乳穴神社の創建とされる。当神社は日咩坂鐘乳穴そのものを御神体としている。 また、『日本三代実録』によると859年(貞観元年)には、都から派遣された典薬頭出雲朝臣峰嗣が、上流社会で神聖な高貴薬としてもてはやされたと考えられる「石鍾乳」なる薬石をここで採取している。
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