電気録音とは? わかりやすく解説

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電気録音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 09:24 UTC 版)

電気録音(でんきろくおん)とは、音楽録音において現在普通に行われる、楽器歌手の演奏をマイクロフォンにより電気信号に変換した上で録音する方式であり、それまでの音響・機械的振動のみを用いた記録方式であるアコースティック録音と区別する[1]


  1. ^ 柳田益造 2006, p. 10.
  2. ^ 生明俊雄 2010, p. 6.
  3. ^ 郡修彦 2007, p. 109.
  4. ^ 生明俊雄 2010, p. 11.
  5. ^ a b 生明俊雄 2010, p. 12.


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電気録音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 15:48 UTC 版)

SPレコード」の記事における「電気録音」の解説

1925年マイクロフォン使用しアンプ音声信号電気的に増幅しカッターヘッド電気駆動してワックス盤にカッティングする「電気録音」が実用化されると、各社ともにいっせいに電気録音に移行した。電気録音は、再生音のダイナミックレンジ楽器間の音の分離優れていただけでなく、演奏者普段どおりの楽器立ち位置演奏できる点で圧倒的に優れており、録音史上の一大革命であった。特にオーケストラ録音数は電気録音開始飛躍的に増えた。 電気録音初期は、アメリカブランズウィック英語版)社製のlight-ray方式英語版)による録音ウェスタン・エレクトリックWestern Electric)社製の録音技術競合したが、ウェスタン・エレクトリック音質圧倒的に優れているという評価傾き1927年ポリドール・レコード(Polydor)社がウェスタン・エレクトリック方式に完全移行したことをきっかけに、light-ray方式急速に廃れていった。このため1925年 - 1927年の間にlight-ray方式録音されたものを、わざわざ1928年以降ウェスタン・エレクトリック方式再録音した事例多く見られる

※この「電気録音」の解説は、「SPレコード」の解説の一部です。
「電気録音」を含む「SPレコード」の記事については、「SPレコード」の概要を参照ください。

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