陰電子とは? わかりやすく解説

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いん‐でんし【陰電子】

読み方:いんでんし

電子」に同じ。⇔陽電子


電子

(陰電子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 07:13 UTC 版)

電子(でんし、: electron、記号: e
 
または β
 
)は、電気素量に等しい大きさの負電荷を持つ亜原子粒子である[7]。電子はレプトン粒子族の第一世代に属し[8]、知られている限り構成要素や内部構造を持たないことから、一般に素粒子であると考えられている[9]。電子の質量陽子のおよそ1/1836英語版である[10]。電子の量子力学的な性質には、換算プランク定数 ħ半整数倍の値の固有角運動量スピン)を持つことがある。電子はフェルミ粒子であり、2つの電子が同じ量子状態を占めることはパウリの排他原理によって禁じられる[8]。すべての素粒子と同様に、電子は粒子と波の両方の性質を示す。すなわち、電子は他の粒子と衝突することも、光のように回折することもできる。電子の波動性は、中性子や陽子などの他の粒子よりも実験的に観測しやすい。それは、電子は質量が小さいので、同じエネルギーにおけるド・ブロイ波長が長いためである。




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