限界代替率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 09:28 UTC 版)
限界代替率(げんかいだいたいりつ、MRS: Marginal Rate of Substitution)とは、ミクロ経済学において、2つの財を想定した時の主観的交換比率をいう。例えば、ある財 X, Y を想定し、X の数量をx 、Y の数量をy として、x を1単位増加させたときに効用を一定に維持するために必要なy によって表される。これは、X-Y 平面上における無差別曲線の接線の傾きの絶対値と同じである。また、財 X の限界効用を財 Y の限界効用で除したものでも表すことができる。
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