阿笠博士
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阿笠 博士(あがさ ひろし)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス『名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。通称「阿笠博士(あがさはかせ)」。
注釈
- ^ 本人からの発言はなく、光彦の発言による[3]。
- ^ APTX4869を投与した新一の死亡が確認できなかったので、後に黒の組織は二度ほど工藤宅に調査員を派遣したが、工藤家は自宅に不在(新一はコナンとして毛利家に居候し、両親はロサンゼルスに在住しているため)であり、さらに組織に在籍していた灰原(シェリー)が新一の幼児化を隠蔽しようと、「不明」となっていたデータを「死亡」に書き換えたため、工藤家は難を逃れた[4]。
- ^ 最初は一時的に世話を見てくれと頼んだものだが、のちにコナンの両親(工藤優作と工藤有希子の変装)が小五郎に養育費を渡してコナンの保護を依頼したことにより、小五郎が正式な保護者となった[5]。
- ^ 義務教育に関しては市役所などの配慮により、戸籍や住民票がなくても小学校に入学できる。
- ^ そのほとんどが物理学を超越している。
- ^ 40年前に小学6年生(11 - 12歳)、第2話でコナンが52歳と発言(1月半ば)、年末から年始頃に誕生日を迎えている[9]は年末掲載で次の事件が1月10日 - 11日)。ただし、OVA『阿笠からの挑戦状! 阿笠vsコナン&少年探偵団』のみ、作中で53歳と発言している。
- ^ ただし新一の両親である優作と有希子には例外的にコナンの正体を話した。
- ^ 阿笠以外では、工藤優作と工藤有希子が近い立場であるが、灰原の本名なども聞いているかは不詳。服部平次も同様で、FBIが黒ずくめの組織を捜査していることもコナンから聞いているが、赤井本人と現時点で直接出会った描写が無いため、その存在や沖矢昴に変装して工藤邸で暮らしていることなどをコナンや阿笠から聞かされているかも不明である。
- ^ コナン、平次、小五郎と違って犯人に同情し、反省や再起をうながす言葉を贈ったり、血気にはやるコナンや手柄のために無茶をする探偵団のメンバーをたしなめるなど。
- ^ ただし、コナンの推理に思わず疑問を呈したり[11]、「なるほど!」と相槌を打つ[12]、犯行を暴くためにコナンが再現したトリックを見て感嘆したりするなどで[13]、目暮警部らに怪しまれることもある。
- ^ 主に1990年代末から2000年代初頭。
- ^ 但し、第19作『業火の向日葵』・第23作『紺青の拳』ではストーリーに絡んでいない。
- ^ 最後の放送時間の案内はコナンが担当。
- ^ 「おじいさん」呼ばわりされたり[24][25]、少年探偵団のメンバーを孫と間違われる[26]など。
- ^ このような口調に対しても、「しゃべり方がジジくさい」と言われることがある。
- ^ 灰原に隠れてラーメン屋に行ったり、食品を取り寄せたりするなどの行為に出るが、大抵は灰原に露呈してしまう[21]。肉類をこっそり食べていたことが露呈した際には、「メタボってるのね」と非難されていた[27]。また、OVA『ロンドンからの㊙指令!』でピーナッツバターとブルーベリージャムのサンドイッチ(灰原の好物)を隠れて食べていたことが露呈した際には、灰原が怒りをあらわにした。
- ^ 「銭湯にある台(番台)と同じ名前の会社」と少しぼかされており、アニメでは企業名は伏せられている。
- ^ 精密機械に改造した「弁当型携帯FAX」に本物の料理を直に入れた際は、コナンから「何考えてんだ、あのジジイ」と呆れられてもいた。
- ^ その時の発明品は、空砲に合わせて帽子に仕込まれていた血糊が飛び出すというものである。
- ^ なお、この話では大儲けしていると勘違いした犯人に誘拐された[33]。
- ^ 許可を期待した発明品もあるが、失敗している[31]。
- ^ コナンが元太に「子供の蹴ったボールで大人が倒れるはずが無い」と意見を述べ、歩美がコナンに「で、でもコナン君が蹴ったボールはよく犯人を吹っ飛ばしてるよね?」と問いかけ、灰原が歩美に「江戸川君のは機械の力に頼ったインチキ」と応答したことがある[35]。
- ^ 腕時計型麻酔銃など(麻酔銃#法規制を参照)。
- ^ ただし、コナンたちも一部の発明品はあまり大っぴらには使っていない。
- ^ コナンからは「とんでもないメカで銀行を襲った」と勘違いされた。
- ^ キャンプ、釣り、スキー、潮干狩り、松茸狩り、天体観測、アニマルショー、サッカー場など多岐にわたる。
出典
- ^ 単行本40巻File.7「博士の初恋」 - File.9「初恋・再会・別れ」(アニメ421話 - 422話「イチョウ色の初恋」)。
- ^ a b 単行本55巻File.6「月下」 - File.9「落日」(アニメ472話 - 473話「工藤新一少年の冒険」)。
- ^ 単行本60巻File.3「赤白黄色」 - File.5「新たな隣人」(アニメ509話「赤白黄色と探偵団」)。
- ^ a b c 単行本18巻File.6「転校生は…」 - 19巻File.1「どうして…」(アニメ129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」)。
- ^ 単行本5巻File.10「見知らぬ来訪者。」 - 6巻File.1「仮面の下の真実」(アニメ43話「江戸川コナン誘拐事件」)。
- ^ a b c d 単行本1巻File.2「小さくなった名探偵」 - File.5「もう一人の犯人」(アニメ2話「社長令嬢誘拐事件」)。
- ^ 単行本2巻File.1「割のいい尾行」。
- ^ コナンドリル 2003, p. 180.
- ^ 単行本45巻File.3「海の上の開かれた密室」 - File.5「嬉しい火傷」(アニメ366話 - 367話「丸見え埠頭の惨劇」)。
- ^ アニメ106話「スクープ写真殺人事件」(アニメオリジナル)。
- ^ a b c 単行本13巻File.8「逃亡者」 - File.10「去り行く後ろ姿」(アニメ63話「大怪獣ゴメラ殺人事件」)。
- ^ 単行本41巻File.10「ある来訪者の残した謎…」 - 42巻File.1「隠されていた真実」(アニメ340話 - 341話「トイレに隠した秘密」)。
- ^ 単行本18巻File.6「転校生は…」 - 19巻File.1「どうして…」(アニメ129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」)
- ^ アニメ178話「喫茶店トラック乱入事件」(アニメオリジナル)。
- ^ コナンドリル 2003, p. 152.
- ^ 単行本97巻File.10「堆黒盆」 - 98巻File.2「隠すより現る」(アニメ1018話 - 1020話「骨董盆は隠せない」)。
- ^ 単行本21巻File.8「桜田門の変!?」(アニメ146話「本庁の刑事恋物語(前編)」)。
- ^ 単行本23巻File.1「チネ・チッタ」 - File.3「夢の場所」(アニメ138話 - 139話「最後の上映殺人事件」)。
- ^ 単行本8巻File.3「恐怖のウイルス」(アニメ68話「闇の男爵殺人事件(事件篇)」)。
- ^ 劇場版第3作『世紀末の魔術師』。
- ^ a b 単行本37巻File.8「白い雪…黒い影…」 - 38巻File.1「新兵器!」(アニメ309話 - 311話「黒の組織との接触」)。
- ^ 青山 剛昌『名探偵コナン40+SDB』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2006年2月17日。ASIN 4091200206。ISBN 978-4091200204。OCLC 675537308。全国書誌番号:20993576。p.160
- ^ “クラブサンデーの更新です。”. クラブサンデー公式ブログ (2011年10月28日). 2012年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月11日閲覧。
- ^ 単行本57巻File.4「悪魔が来たりて…」 - File.6「悪魔の涙」(アニメ488話「テレビ局の悪魔」)。
- ^ a b OVA『阿笠からの挑戦状! 阿笠vsコナン&少年探偵団』。
- ^ 単行本31巻File.5「暖かき海」 - File.7「勇気ある決断」(アニメ246話 - 247話「網にかかった謎」)。
- ^ 単行本74巻File.2「動画サイト」 - File.4「歩美の痕跡」(アニメ656話 - 657話「博士の動画サイト」)。
- ^ 単行本12巻File.1「博士の宝箱」(アニメ163話「月と星と太陽の秘密(前編)」)における『ボイスレコチェンジャー(アニメ版ではヤイバーレコチェンジャー)』の阿笠本人による説明。
- ^ 単行本7巻File.8「新一の恋人!!」 - 8巻File.1「ついに見つけた!!」(アニメ10話「プロサッカー選手脅迫事件」)。
- ^ 単行本59巻File.1「鋼の楔」(アニメ504話「赤と黒のクラッシュ(殉職)」)。
- ^ a b 単行本85巻File.1「緋色の疑惑」 - File.5「緋色のエピローグ」(アニメ779話「緋色の序章」 - 783話「緋色の真相」)。
- ^ 単行本85巻File.10「プールに沈む死体」 - 86巻File.1「浮かび上がる真実」(アニメ787話 - 788話「真夏のプールに沈む謎」)。
- ^ 単行本72巻File.2「要救助者」 - File.4「通話コード」(アニメ622話 - 623話「緊急事態252」)。
- ^ コナンドリル 2003, p. 171-174.
- ^ 単行本55巻File.3「元太のシュート」 - File.5「イタズラ坊主」(アニメ476話 - 477話「元太の必殺シュート」)。
- ^ 単行本64巻File.1「一角岩」(アニメ542話「魚が消える一角岩(前編)」)の『自動ハムエッグ作り機』。
- ^ 単行本69巻File.4「湯けむりの殺人」(アニメ597話「湯煙密室のシナリオ(前編)」)の『石川五右衛門型温泉ロボ』など。
- ^ 劇場版第22作『ゼロの執行人』。
- ^ 劇場版第18作『異次元の狙撃手』。
- ^ 単行本89巻File.11「握られたハサミ」 - 90巻File.2「切り取られた文字」(アニメ861話 - 862話「17年前と同じ現場」)。
- ^ 単行本38巻File.2「意外なお宝」 - File.4「夕陽と値段」(アニメ312話 - 313話「夕陽に染まった雛人形」)。
- ^ 前者は第2作『14番目の標的』で入院した際、後者は第5作『天国へのカウントダウン』で灰原が明美の留守電に電話しようとしたのをコナンと電話線を切断して阻止した際。
- ^ 劇場版第15作『沈黙の15分』。
- ^ アニメ165話「少年探偵団消失事件」(アニメオリジナル)。
阿笠博士(あがさ ひろし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:00 UTC 版)
「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」の記事における「阿笠博士(あがさ ひろし)」の解説
工藤家の隣に住む発明家で、コナンの正体を知っている数少ない人物の一人。コナンのために数々の探偵グッズを発明してきた自称天才発明家であり、コナンと哀の良き理解者でもある。阿笠の発明品はコナンの事件解決にも多く貢献してきた。
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阿笠 博士(あがさ ひろし)
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「名探偵コナン」の記事における「阿笠 博士(あがさ ひろし)」の解説
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