閩語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 13:21 UTC 版)
閩語(びんご)は、中国語の七大方言の一つであり、シナ・チベット語族、シナ語派の言語の一つあるいは一群である。中華人民共和国の福建省、広東省東部及び西南部、海南省、浙江省南部、中華民国、シンガポール共和国、マレーシア、タイ及び各国の華僑・華人の一部の間で使用される。中でも福建省が主地域であるため(広義の)福建語と呼ばれることもある。推定使用人口は7000万人程度である。閩語の各方言の差異は大きく、しばしば会話に支障がでるため、別々の言語とすることもある。中国政府の北京語普及政策のもとで、広東語・上海語・モンゴル語・朝鮮語・ウイグル語などの言語と共に危機に瀕している[1]。
- ^ “中国・四川省の少女が「北京語」をうまく話せず号泣する動画が物議…海外の中国系住民「文化的ジェノサイド」=台湾報道(WoW!Korea)”. Yahoo!ニュース. 2021年11月11日閲覧。
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