銀本位制
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銀本位制(ぎんほんいせい、silver standard)とは、一国の貨幣制度の根幹を成す基準を銀と定め、その基礎となる貨幣、すなわち本位貨幣を銀貨とし、これに自由鋳造、自由融解を認め、無制限通用力を与えた制度である。この場合、その国の通貨は一定量の銀の量を持って表すことができ、商品の価格も銀の価値を標準として表示される。
注釈
出典
- ^ 兼岩正夫 『封建制社会 新書西洋史3』 講談社現代新書 1973年 p.87.
- ^ 兼岩正夫 『封建制社会』 p.87.
- ^ a b c H. C. Carpenter and C. Gilbert "Report on the World's Production of Silver", Appendix XXX to the Report of the Committee to euquire into Indian Exchange and Currency, 1919 (Babington Smith Committee), 1920, Vol. XIV (Cmd.529) p.756.
- ^ 井村薫雄 『支那の為替と金銀』 上海出版協会 1923年 pp.250-251.
- ^ J. H. クラパム著 林達監訳 『フランス・ドイツの経済発展 1815-1914年』 学文社 1976年 p.429.
- ^ 前掲 『支那の為替と金銀』 p.258.
- ^ 蠟山芳郎 『岩波小辞典 国際問題』 第二版 岩波書店 1977年 pp.206-207.
- ^ 三上隆三 『江戸の貨幣物語』 東洋経済新報社、1996年
- ^ 『日本の貨幣-収集の手引き-』 日本貨幣商協同組合、1998年
- ^ 『明治大正財政史(第13巻)通貨・預金部資金』 大蔵省編纂、1939年
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