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本位貨幣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/05 09:47 UTC 版)
本位貨幣(ほんいかへい)は、その国の貨幣制度が金、もしくは銀に裏づけされている場合(金本位制・銀本位制)に、その平価に相当する一定量の貴金属を含み、実質価値と標記額面との差の無い貨幣のことである。正貨(せいか)とも呼ばれる[1]。貨幣とは本来はこの本位貨幣を表すことばである。これに対して本位貨幣以外の非鋳貨は、貨幣の代用物として、「通貨」と読んで区別してきたが、銀行券の本位貨幣への兌換性が失われた今日では貨幣と通貨は重複した意味で用いられる場合が多い。また、硬貨という言葉は通常コインという意味で使われるが、経済学ではハードカレンシーの訳語として、国際決済通貨や、本位貨幣のことを表す場合がある。
- ^ 金本位制であれば金貨が、銀本位制であれば銀貨が本位貨幣すなわち正貨となるが、一般に「正貨」という語を用いる場合には、金本位制における金貨に対して用いられ、かつ貨幣の形態を取っていない金地金・金為替をも含んだ意味で用いられている。
- ^ 自由鋳造、自由融解とは、地金の鋳貨化・鋳貨の地金化の自由を指しているもので、硬貨の鋳造権が自由に与えられているという意味ではない。地金の鋳貨化とは地金の所有者が政府に対して手持の地金を鋳貨と交換もしくは鋳造による貨幣への作り直しを要求する権利の自由化を指す。
- ^ 造幣局125年史編集委員会編 『造幣局125年史』 造幣局、1997年
- ^ 『明治大正財政史(第13巻)通貨・預金部資金』 大蔵省編纂、1939年
- ^ 『造幣局百年史(資料編)』 大蔵省造幣局、1971年
「本位貨幣」の用例一覧
貨幣條例 (Wikisource)
ノ基本ヲ定メ他ノ四種ノ金貨モ都テ標準ヲ一圓金ニ取レハナリ 補助ノ銀貨即五十錢二十錢十錢五錢ハ都テ補助ノ貨品ニシテ其一種叉ハ數種ヲ併セ用フルトモ一口ノ拂方ニ十圓ノ高ヲ限ル可シ 補助ノ銅貨即二錢一錢半錢一釐ハ都テ一口ノ拂方ニ一圓ノ高ヲ限リ用ユヘシ 補助トハ本位貨幣...
ja.wikisource.org/wiki/貨幣條例
新貨條例 (Wikisource)
ノ基本ヲ定メ他ノ四種ノ金貨モ都テ標準ヲ一圓金ニ取レハナリ 定位ノ銀貨幣即五十錢二十錢十錢五錢ハ都テ補助ノ貨品ニシテ其一種叉ハ數種ヲ併セ用フルトモ一口ノ拂方ニ十圓ノ高ヲ限ル可シ 定位ノ銅貨即一錢半錢一釐ハ都テ一口ノ拂方ニ一圓ノ高ヲ限リ用ユヘシ 定位トハ本位貨幣...
ja.wikisource.org/wiki/新貨條例
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