金範佑(キム・ボム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 07:49 UTC 版)
「太白山脈 (趙廷来)」の記事における「金範佑(キム・ボム)」の解説
地主の息子で、師範学校を卒業、教師になる。穏健な民族主義を抱く人物。民族の分断と凄惨な暴力の応酬を憂うが、彼我を峻別する2つのイデオロギーが対峙する時代において思想的中立はゆるされず、左右双方から「日和見」「容共」として批判される。かつて学徒兵として駆り出されたビルマの戦場で米軍の捕虜となった過去を持ち、朝鮮戦争での米軍の介入を批判的な目で見つつも、否応なく関わることを迫られる。
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