金易二郎とは? わかりやすく解説

金易二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 23:56 UTC 版)

金 易二郎(こん やすじろう、1890年10月10日 - 1980年6月23日)は、大正時代から昭和時代初期に活動した将棋棋士名誉九段関根金次郎十三世名人門下(それ以前は井上義雄八段門下)。棋士番号1。秋田県雄勝郡羽後町出身。従五位勲四等瑞宝章


脚注

  1. ^ ここでは便宜上、四段昇段日をプロ入り日として扱うが、金のプロ入り当時は初段昇段時から専門棋士として扱われていたとされる。昭和9年(1934年)に大阪で升田幸三が初段になった頃までは、「初段からが専門棋士」だった[1]。その頃、奨励会ができた(東京は昭和3年(1928年)、大阪は昭和10年(1935年))ことをきっかけに、「(奨励会を卒業して)四段からプロ棋士」という制度が確立されていった[2]

出典

  1. ^ 東公平『升田幸三物語』(日本将棋連盟)P.36
  2. ^ 加藤治郎原田泰夫田辺忠幸『証言・昭和将棋史』(毎日コミュニケーションズ)P.10、P.215-220
  3. ^ お品書き”. 弥助そばや 公式サイト. 2019年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月7日閲覧。
  4. ^ 金易二郎『金易二郎実戦集』(誠文堂、1931年)
  5. ^ a b 『勝負師の門』、9頁。


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