逮捕と服役後の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 11:23 UTC 版)
裁判の控訴審で5年の懲役刑判決を言い渡され、3年4ヶ月に渡る服役後、1992年12月に特赦で釈放、99年に赦免復権された。釈放後、林秀卿は学生運動を引退し、西江大学校大学院に入学。ソウル市内で普通の主婦として生活していたが、アメリカ・コーネル大学の博士課程に留学し、平和学の研究に打ち込んだ。 2005年、一人息子がフィリピンで溺死したことに関連し、インターネット上に「北の手先め、ざまあみろ」といった類の書き込みが行なわれ、林は侮辱罪と名誉毀損罪で書き込み者を刑事告訴。警察が捜査したところ、社会的地位の低い人間による憂さ晴らしではなく、元小学校長・銀行員・大学教授などが関与していたことが分かった。林は悪質書き込みに対して「もし私の悲痛な目を見て語るならば、あのようなことは言えないはずだ」とコメント、書き込み者は略式起訴され罰金刑が言い渡された。
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