連載の事情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:29 UTC 版)
この作品は『週刊少年ジャンプ』に連載されていた桂正和の『ウイングマン』が、作者の体調不良により休載することになったため、代稿として1984年20号から同年27号まで掲載された。通常の『ジャンプ』掲載作品は人気が無い作品は10週で打ち切りとなるが、この作品は代稿と言う事もあってか、わずか8週でその連載を終えてしまう。上記理由により、通常のジャンプでの連載第1回は巻頭カラーのはずなのだが、この作品は連載第1回にもかかわらずカラーどころか巻末から4番目の掲載順となっており、全話に渡ってカラーページが無い。作品がカラーになっているのはわずかに単行本の表紙のみである。 その後、5年の間を置いて『月刊少年ジャンプ増刊号』に第2部が不定期に読み切り掲載された。この作品は作者のお気に入りであるらしく、作者によると、この作品のためのアイデアが他の作品に流用しがたいもので、それが勿体無くて無理に第2部を描かせてもらったとのこと(第2巻カバー見返しより)。 なお単行本の1巻と2巻の間には『優&魅衣』が8巻分連載され、さらにその中では『MORUMO 1/10』が2巻分連載、そして『雲界の旅人』はその中で1巻収録分が描かれた後、『探検隊』2巻の後に『雲界』2巻収録分が描かれるという、複雑な作品史となっている。
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