通貨スワップ協定
別名:スワップ協定、通貨交換協定
英語:Central bank liquidity swap
自国の通貨危機の際に、債券などを担保として差し出す代わりに、相手国の通貨、あるいは、米ドルなどの外貨を融通してもらう協定のこと。
2011年10月現在、日本と韓国との間における「通貨スワップ協定」では、融通額の上限は30億ドルとされる。
2011年10月19日に開催された日韓首脳会議において、野田佳彦・首相と李明博・大統領との間で「通貨スワップ協定」の見直しが話し合われたとされる。話し合いでは、融通額の上限を30億ドルから300億ドルへ拡大することで合意したとされる。また、米ドルなどの外貨の融通額についても上限を130億ドルから700億ドルへ拡大することで合意したとされる。
つうかこうかん‐きょうてい〔ツウクワカウクワンケフテイ〕【通貨交換協定】
読み方:つうかこうかんきょうてい
通貨スワップ協定
(通貨交換協定 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 23:49 UTC 版)
通貨スワップ協定(つうかスワップきょうてい)とは、各国の中央銀行が互いに協定を結び、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定のこと。中央銀行間、あるいは政府財務当局と中央銀行の間の協定であり狭義の国家間条約ではない(憲法第98条第2項のいう広義の条約、いわゆる「国際約束」)。通貨スワップ取極(-とりきめ)、スワップ協定、通貨交換協定とも呼ばれる。
外国為替 |
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歴史的協定 |
- ^ 独立行政法人国際協力機構・国際協力総合研修所「東南アジア地域援助研究会報告書-地域統合と開発援助-総論」2006.3、PDF-P.13[1]
- ^ 例えばチェンマイ・イニシアティブの場合は日本の財務省
- ^ 日本銀行 ニューヨーク連邦準備銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 欧州中央銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 イングランド銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 スイス国立銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 カナダ銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 オーストラリア準備銀行との為替スワップ取極締結について
- ^ 豪州準備銀行との為替スワップ取極の延長について
- ^ 豪州準備銀行との為替スワップ取極の延長について
- 1 通貨スワップ協定とは
- 2 通貨スワップ協定の概要
- 3 関連項目
- 通貨交換協定のページへのリンク