車両等価慣性重量
排出ガス試験などを行うシャシーダイナモメーター(CDY)のローラーに設定する、クルマの重量に応じた走行抵抗に相当の重量をいう。これは、実際の路上走行における加減速時などでの慣性抵抗をCDY上で再現するためである。日本における等価慣性重量は、試験車重量(レファレンスウエイトのことで、空車重量+110kg)に応じてランクが分かれており、500kgから125kgごと、1000kgからは250kgごと、また、3000kg以上は500kgごとになっている。例えば、試験車重量が1376kg~1625kgのクルマは、1500kgの等価慣性重量をCDYに設定して、モード運転が行われることになる。
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