路上試験
通常は路面上で行うクルマの開発実験や認証試験をいう。総合耐久試験やブレーキ試験、騒音試験などが該当し、これらの試験は、一般公道とは隔離されたメーカーや国の審査機関などの試験場で行われている。一方、新技術の早期実用化をはかるために、国土交通省はメーカーにおける試験走行に加え、一定の管理条件のもとで公道においても試験走行を行うことができるようにするため、大臣認定制度の活用をはかっている。これは、公道を運行するクルマは保安基準に適合していなければならないという基本原則があり、それを簡便な手続きで、新技術を組み込んだ試験車(実験車)を公道で走行できるようにし、実用性の確認試験を早めることが狙いである。
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