赤坂城の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 08:27 UTC 版)
赤坂城の戦い(あかさかじょうのたたかい)は、鎌倉時代末期元弘元年(1331年)9月11日に起こった戦い。河内国・赤坂城(下赤坂城)に於いて、楠木正成が笠置山を落ち延びた護良親王を擁し、寡兵をもって鎌倉幕府の正規軍全4軍とわたり合った籠城戦である。赤坂城は一ヶ月余りの後に陥落したが、護良親王と楠木正成は逃走に成功し、幕府方は目的を果たすことができなかった。鎌倉時代末期の有力武将である楠木正成が、初めて歴史の表舞台に姿を現した戦いでもある。
- ^ a b c d e f g h i j k 長谷川 1994, p. 158.
- ^ Turnbull, Stephen (1977). The Samurai, A Military History. MacMillan Publishing Co., Inc.. p. 97. ISBN 0026205408
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 『太平記』巻三「赤坂城軍事」(天正本では「六波羅北方皇居の事」長谷川 1994, pp. 146–160)
- ^ Morris, Ivan (1975). The Nobility of Failure. Holt, Rinehart and Winston. p. 118. ISBN 9780030108112
- ^ 『太平記』巻二「師賢登山事付唐崎浜合戦事」
- ^ a b 『太平記』巻三「主上御夢事付楠事」
- ^ a b 「護良親王」『朝日日本歴史人物事典』
- ^ 長谷川 1994, p. 11.
- 1 赤坂城の戦いとは
- 2 赤坂城の戦いの概要
- 3 戦いに至るまで
- 4 戦闘の規模
固有名詞の分類
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