買い残

新語時事用語辞典

融資残

読み方：ゆうしざん
別名：買い残

株式の信用取引において、証券会社から資金を借りて買い建てした未決済の株数、あるいは、残高のこと。買い残ともいう。

信用取引で株式を買い建てする場合、証券会社が投資家へ資金を融資し、そのお金で買うことになる。融資残は、このお金による買い建玉数のことである。

ちなみに、買い建玉の決済を売り埋めという。

（2013年5月14日更新）

証券用語集

買い残

信用取引においてカラ買いを行い、未決済のままとなっているもの。
信用取引で株式の買付けを行った投資家は、証券会社から借りた買付け株券を所定の期限（制度信用取引においては６カ月、一般信用取引においては証券会社と顧客との間で合意した期限）までに返済しなければなりません。そのまだ返済されていない買付け株数の量を、「買い残」と言います。買い残は、その銘柄の今後を占う意味で１つの目安となります。戻り売りが予想されますから、買い残が多ければ、それは株価の上値を抑える圧迫要因と受け止められます。反対に、「売り残」が多ければ、株価の上昇要因となります。

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「買い残」の例文・使い方・用例・文例

• 東証で裁定買い残が4兆3,000億円と6年ぶりの高水準に達した。
• 先週、その会社の買い残は大きく減少した。