誼興業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 06:10 UTC 版)
『沖縄連合旭琉会』の後身にあたる旭琉会と沖縄旭琉会以外では、東亜会系列の『誼興業』が県内唯一の暴力団であった。読みは“よしみ”(こうぎょう)で、地元経済人としても知られた宜保俊夫による右翼団体としての創設により、1965年頃に東亜会の前身『東声会』の沖縄支部として発足。そのおおよその人員規模は、1996年に30人、2011年に20人と報告されていた。最盛期にはおよそ200人を擁したこともあったという。代替わりを経て金城義雄を首領に据えた『二代目誼興業』として2012年に至るまで存続したものの、同年3月をもって解散。会長(金城義雄)の説明によれば、長引く不況や暴力団排除条例の影響を理由としての解散であった。これによって、県内の組織暴力団は、沖縄旭琉会と旭琉会とが一本化した『旭琉會』だけとなった。
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