読書三昧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:03 UTC 版)
「ギヨーム・アポリネール」の記事における「読書三昧」の解説
1897年、バカロレアの筆記試験には合格したが、口頭試験で失敗。モナコの母のもとに帰った。図書館に通って専門書、医学雑誌、言語学、中世文学、文法書、紀行など様々な分野の書物を読んだ。文学ではシャルル・ペロー、ラシーヌ、ラ・フォンテーヌからジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン、バルザック、さらには無政府主義への関心からセバスティアン・フォール(フランス語版)、社会的な関心からエミール・ゾラ、トルストイなどを読み耽り、特にマラルメから大きな影響を受けた。また、トゥーサン=リュカ宛の手紙には、ジョヴァンニ・ボッカッチョの『デカメロン』の翻訳を試みていると書いている。 母アンジェリックが1897年に11歳年下のジュール・ヴェイユと結婚し、1899年、アポリネール19歳のときにモナコを去ってエクス=レ=バン(オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、サヴォワ県)、次いでリヨンに移り住み、最後にパリに居を定めた。アポリネールは相変わらず図書館(特にマザラン図書館)に通い、セーヌ河畔のブキニスト(フランス語版)巡りをして読書に没頭した。
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「読書三昧」の例文・使い方・用例・文例
- 私は読書三昧でした。
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