蛇之助とは? わかりやすく解説

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じゃ‐の‐すけ【蛇×之助】

読み方:じゃのすけ

《「古事記」にある、須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐(やまた)の大蛇(おろち)に酒を飲ませて退治したという伝説から》大酒飲みのこと。

「一谷(いちがい)の—さまというて…大上戸」〈浮・色三味線・四〉


蛇之助(ジヤノスケ)

読み方:じゃのすけ

  1. 柳亭筆記〕二、田中常矩独吟二百韵、延宝五年二月独吟巻の句、のすけがうらみの鐘や花の暮、許六歴代滑稽伝に常矩此句をなしてより、蛇之助といふ異名をとりたる事を載せたり、蛇之助は今いふ底ぬけ上戸ことなり、残口が艶道通鑑正徳五年印本四季の段に、鬼と呼れし坊主来り節分大豆を喰はで穴入し、蛇之助と聞えし男も、内損ぜんさくに春の若水を呑得ずとあるにて知るべし、さて句意は、いまだ花見酒ものみあかざにる、早くも日の暮るることかなと、晩鐘恨みし作なり。〔松の落葉難波津壷論、うららのやうな底もない之介が何でも呑まんと。
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